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Advent5 ―die Stollen―   

2008年 12月 20日

シュトレン
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ついに、クリスマスのお菓子の大御所が登場。
日本でも「クリスマスといえばシュトレン」と思う人もいるのでは。

干しぶどう、アーモンド、レモンの皮などが入った菓子パン。
トンネルのような形状から、「坑道」を意味するStollenと呼ぶのだとか。
また、粉砂糖をたっぷりとふりかけられた真っ白の外観が
産着にくるまれたイエス・キリストのようだという理由から
Christstollenと呼ばれることもあるそうです。

日本で食べたときは、正直に言って「大嫌い」の部類に入るほどの感想を持ちましたが
改めてこちらで食べると、おいしかったです。
ナッツのプチプチが香ばしいバターケーキといった具合。

# by rairai_de | 2008-12-20 00:42 | アトヴェントとクリスマス

Pumpernickel   

2008年 12月 20日

プンパニッケル
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ヴェストファーレン州に伝わるパン。
黒パンのなかでもひときわ異彩を放つ。
というのも、ライ麦の粗挽き全粒粉でできた生地を、
約100度のオーブンで、なんと20時間以上も焼いたものなのだ。

その独特の製法のためか、ぽろぽろと崩れるような生地の
甘味がじんわりと舌を包む。

パックされたもので数ヶ月、缶入りのもので一年ほど保存がきくらしいので
ドイツパンに興味のある人へのお土産にいいかも、と思ったり。

# by rairai_de | 2008-12-20 00:28 | ドイツのパン

Mangold   

2008年 12月 20日

Mangold 日本名を不断草。恭菜とも。
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Wikiによれば、沖縄で冬野菜として食べられているほか
日本各地でも使われている模様。

根元の部分は固いが、ゆでると繊維の食感が残らないほどやわらかくなる。
葉の部分は、小松菜のような青梗菜のような味で、おいしい。
おひたしや白和え、胡麻和えのような和食にも合いそうです。

小松菜と同じように、鉄分やビタミンも入っているようで
はなの離乳食としても活躍しそう。

今回は、中華風ににんにくのみじん切りとごま油でさっと炒めました。
おすすめの料理法があったら、ぜひおしえてください。

# by rairai_de | 2008-12-20 00:16 | ドイツの市場から

Advent4 ―der Adventkranz und die Gebäcke-   

2008年 12月 20日

パシュディカさんのおうちに遊びに行きました。
おばあちゃんお手製のアトヴェントクランツと
これまた手作りのクリスマスクッキーたち。
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アトヴェントの時期は、日曜ごとにろうそくに火を灯し
4本全部に火を灯した後、クリスマスツリーに明かりをつける、という習慣。
もう3本火がつきました。クリスマスはもうすぐだ。

このアトヴェントクランツは、天然の蜜蝋でできたろうそくを使っているそうです。
無数の六角形がかたちづくる蜜蝋の模様と、天然のやさしい甘いにおいに癒されました。

ちなみに、ドイツ人家庭はクリスマスに本物のモミの木を買うそうなのですが
ずっと気になっていた「クリスマスが終わったら、木はどうしているの?」という疑問。
尋ねてみたところ、町ごとに回収所があり、
そこに捨てると市が回収しに来て処分するのだというお答え。
「エコ」と声高に叫ぶ割には、大量のゴミを出しているのですね。。。。

# by rairai_de | 2008-12-20 00:06 | アトヴェントとクリスマス

Rote Bete   

2008年 12月 15日

市場で買ったもの。ビートと赤いじゃがいもusw.
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冷えた体をあたためようとしているのか、
気づかぬうちに根菜ばかり買っている。

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ビートを買うと、ばかの一つ覚えみたいにボルシチをつくってしまう。
スメタナをぽとりと落として。
ほかの料理法も開拓せねば。

ビートの渋みのない真紅は本当にきれい。

たくさんの色のそろった色鉛筆セットは心がドキドキする。色の名前も。
セルリアンブルー、ラピスラズリ、ヒヤシンス。
イブ・クラインみたいに自分で色をつくってしまおうか。
そしたら、まずはビート色をつくる。
Beet Bloodなんて名づけちゃったりして。
そして画用紙をビートの血でいっぱいにするのさ。

# by rairai_de | 2008-12-15 07:41 | ドイツの市場から